今の仕事がつらい社会人の方必見!【理学療法士に転職する5つのメリット】

今の仕事は残業が多すぎてつらい、このまま今の仕事を続けていていいのだろうか?そんな悩みはありませんか?

今の仕事は残業が多すぎて、仕事終わって帰ったら寝るだけだ・・・。
ジムも行きたいし、やりたいゲームもあるのに。定時で帰ってプライベートを充実させたい。
定時で帰ってワークライフバランスがいい生活を送りたい、資格をとって手に職をつけて働きたいと思う方は多いです。

私も前職は夜勤と残業だらけで疲弊していました。
だがしかし!!
30歳で理学療法士に転職して【残業なし。夜勤もない】理想的な仕事を手に入れました!!
残業なしでプライベートを充実させたい方は理学療法士への転職をお勧めします!
理学療法士とは? 病院でリハビリする仕事
理学療法士に転職を考える前に、理学療法士とはどんな仕事か解説していきます!
簡単に言うと、「医師の指示に従いながら患者さんのリハビリをする医療職。」
引用:理学療法士はPhysical Therapist(PT)とも呼ばれます。
ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法(温熱、電気等の物理的手段を治療目的に利用するもの)などを用いて、自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職です。

社会人から理学療法士になる5つのメリット
メリット1:国家資格であり手に職をつけることができる
メリット2:残業が少なく定時退社しやすい
メリット3:やりがいと仕事の楽しさ
メリット4:選ばなければ就職に困らない
メリット5:国から支援金をもらいながら学校に通う制度がある
メリット1:国家資格であり手に職をつけることができる
理学療法士は国家資格であり、一般の会社員などに比べ専門性が高く手に職をつけることができます!
さらに理学療法士の就職先は多数あり、病院やクリニックに限らず老人ホーム、デイケア、訪問介護、スポーツ分野など幅広い場所で働く選択肢があります。
理学療法士になってからもさまざまな資格があって資格の勉強をしたりセミナーを受けて理学療法士としてスキルアップすることもできるよ!
メリット2:残業が少なく定時退社しやすい
同じ医療職である看護師と比べ夜勤がなく、残業が少ない職場が多いです。私は2つの職場で理学療法士として勤めましたが、残業をしたことはほとんどありません!

リハビリが終わった後、同僚と談笑したり、定時になるのを時計を見ながら待っている時もよくあります!
理学療法士の勤務時間は「8時半から17時半」、「9時から18時」などが多く、規則正しい健康的な生活を送ることができます!早起きしなくていい!すぐ帰れるのは大きなメリットですよね!
私は転職する際、看護師になるか理学療法士になるか迷いましたが、最終的に『夜勤がない』という魅力に惹かれ理学療法士を選びました🐷
メリット3:やりがいと仕事の楽しさ
理学療法士は患者さんのリハビリを行う仕事で「患者さんがよくなっていく過程」を目の前で見ることができます!
骨折して歩けなかった患者さんがしっかり歩けるようになって、退院する姿をみるとめちゃくちゃ感動します!!
患者さんから「先生にリハビリをしてもらって体がよくなった!!ありがとう!!」と言われることが理学療法士の最大の喜び!
また、書籍を読んで勉強した知識や、セミナーに参加して得た技術を次の日のリハビリにすぐ使うこともできるので自分の成長を感じやすいのも楽しいです!

メリット4:選ばなければ就職に困らない
理学療法士は全国の病院やクリニック老人ホームなど就職できる職場がたくさんあり、就職に困ることは少ないです。
30代で専門学校を卒業した私は就職試験を1社受け、すぐに内定をもらい就職活動が終わりました。
同じ新卒の40代の同級生もすぐ内定をもらっていたので、年齢を重ねていても就職活動はそれほど難しくないです。
理学療法士は飽和していると言われていますが、選ばなければ就職活動は2、3社受けて内定をもらい終わることが多いです。
しかし、福利厚生が充実した総合病院は競争率が高いため、しっかりと準備をしてから就職試験に臨みましょう!
理学療法士として成長したいと向上心の高い方はどの分野の患者さんも見ることが出来る総合病院に就職するのがおすすめです!
メリット5:国から支援金をもらいながら学校に通う制度がある
私が専門学校に行きなおすことを決めた最大の理由が国からの支援金があることです!
政府は社会人のリスキリング(学び直し)を推奨しており、教育機関に支払った学費の1部を国が支給してくれる「専門実践教育訓練給付金」や学校に行ってる間の生活費を支給してくれる「教育訓練支援給付金」などがあります!
詳しくは下記の【政府広報オンライン】のページをご覧ください!ハローワークに相談することで自身が給付金の対象か尋ねると確実です!
社会人から理学療法士になる5つのデメリット

メリットばかり言うけど、理学療法士をGoogleで検索したら
【理学療法士 やめとけ】のキーワードが上位に出てくるよ!
ほんとに大丈夫なん?

確かにメリットだけではなくデメリットもある!5つのデメリットを解説するよ!
デメリット1:3年間は学校に通わないといけない
デメリット2:給料が上がらない
デメリット3:職場によっては「勉強して当然」という雰囲気がつよい
デメリット4:理学療法士は増えすぎている
デメリット5:体力的・精神的な負担が大きい
デメリット1:3年間は学校に通わないといけない
社会人から理学療法士になるときの最大の壁ですね!!理学療法士になるためには少なくとも理学療法士養成校に3年以上通わないといけません!
3年間学校に通うための学費、生活費がかかるため経済的にもきつい!
学費は貯めるか奨学金を借りるしかありませんが、生活費に関しては「教育訓練支援給付金」などの国からの支援があるので詳しくは下記の【政府広報オンライン】のページをご覧ください!
ハローワークに相談し自身が給付金の対象か問い合わせるのもおすすめです。職員の方が丁寧に説明してくれます!
教育訓練給付制度とは【政府広報オンライン】から引用
デメリット2:給料が上がらない
理学療法士は昇給が少ないことも大きなデメリット!
新卒時は普通の会社員と年収はそんなに変わりませんが、昇給が少なすぎて会社員の人とどんどん年収が離れていくことが多いです!
周りの理学療法士の話を聞くと「年間3000円くらいしか昇給してない・・・。」といった話をよく聞きます。
以下のデータは令和5年度年代別理学療法士の月額給与と年間賞与のデータです。
年齢層 | 月額内給与額(万円) | 年間賞与(万円) |
---|---|---|
20~24歳 | 24.33 | 39.46 |
25~29歳 | 26.00 | 62.81 |
30~34歳 | 27.95 | 111.70 |
35~39歳 | 30.64 | 86.50 |
40~44歳 | 31.30 | 114.50 |
45~49歳 | 32.81 | 162.70 |
賃金構造基本統計調査 / 令和5年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種
上記のデータから年齢が上がっても給料が上がりづらいことが読み取れます。
昇給が少ないことは理学療法士としてはたらく大きなデメリットです。
デメリット3:職場によっては「勉強して当然」という雰囲気が強い!
職場によっては業務後の勉強会や治療している患者さんの症例発表(成果を報告するも発表会)が行われており、業務時間外の勉強会や自宅に帰ってからの症例発表の準備が必要な場合があります。
業務時間外の勉強会や症例発表の準備時間は残業代が出ないことが多いです。
確かに患者さんに良い治療を行うために勉強はとても大切です。理学療法士になったのであれば最新の治療を常に勉強していくべきだと思います!
しかし、業務後の強制的な課題はしんどい。。。
学生の時の宿題を思い出します(泣)
ワークライフバランスを大切にしたい!自身のペースでゆっくり勉強したいという方は自分に合ったゆるい職場を選ぶことがとても大切です!
デメリット4:理学療法士は増えすぎている
「理学療法士の数が増えすぎて就職先がなくなるのではないか?」と心配をされる方も多いです。
我が国の理学療法士の数は増え続けていて、2011年から2023年にかけて2倍以上の人数になりました。2023年で「21万人以上」と言われています。
年度(西暦/和暦) | 累計合格者数 |
---|---|
2011年(平成23年) | 90,710人 |
2015年(平成27年) | 129,931人 |
2023年(令和5年) | 213,735人 |
2011年、2015年、2023年 理学療法士の累計合格者のデータ(出典:公益社団法人 日本理学療法士協会「統計情報」)
このデータから、2011年から2023年にかけて、累計合格者数が約2.4倍に増加していることがわかります。
デメリット5:体力的・精神的な負担が大きい
高齢者のリハビリでは、患者を抱えたり支えたりすることが多く身体的な負担が多いのもデメリット。
1日に10人以上の患者さんのリハビリを行うことも多く体力的な負担が大きく仕事が終わったらクタクタになる時もあります。
また、患者さんと直接コミュニケーションを取り続けるので精神的な疲労もあります。
患者さんは怪我や病気で気分がマイナスになっている方も多く、「ネガティブな患者さんに接し続けて自分も病んでしまう」といった話も聞きます。
定時で帰れることが多いので帰ってしっかりリフレッシュをしましょう!!

社会人から理学療法士になる際の疑問
理学療法士って何歳までなれるの?年齢制限はなく、何歳からでも目指せる!
理学療法士の資格を取るのに年齢制限はなく何歳からでも理学療法士を目指すことができます!職場としては一般の企業と同じく60〜65歳で定年と定められている職場が多いです!
厚生労働省が指定する 養成校(専門学校・短大・大学)を卒業 し国家試験を受けて合格することで何歳からでも理学療法士になることは可能!
ただ理学療法士の仕事は患者さんを抱えたりと体力がいるので自分にできるかしっかりと考えてから決めることが大切です!
理学療法士の勉強は大変?試験前にしっかり勉強すれば大丈夫!
理学療法士になるのは難しい!と言われますがそんなことはないです!
確かに筋肉や骨の名前を覚えたり、病気の名前や症状など覚える量は確かに多いですが、暗記してしまったらそんなに大変ではありません。
専門学校の試験→試験前1週間ほど頑張れば受かる!
現在の理学療法士の専門学校は定期試験もそんなに難しくなくテスト1週間前に必死に暗記すればなんとかなります!
私はきちんと勉強するタイプでしたが、授業に出席してなかったり、寝てたりする生徒たちも試験前に勉強した子は定期試験を無事通過していました!
学校もなるべく留年させたくないので出席日数が足りていて、ある程度の成績があれば進級させてくれるケースが多かったです!全く勉強しなかった子は流石に留年してましたが笑
国家試験の勉強→国家試験対策を学校がするのでそれに参加して真面目に勉強すれば大丈夫!
ここ10年ほどの理学療法士の国家試験の合格率のデータです!全体的に80%前後と高くしっかり勉強すればほとんどの方は落ちないでしょう!
試験回数 | 実施年 | 合格率 (%) |
---|---|---|
第50回 | 2015年 | 93.1% |
第51回 | 2016年 | 92.1% |
第52回 | 2017年 | 90.3% |
第53回 | 2018年 | 81.4% |
第54回 | 2019年 | 85.8% |
第55回 | 2020年 | 86.4% |
第56回 | 2021年 | 79.0% |
第57回 | 2022年 | 79.6% |
第58回 | 2023年 | 87.4% |
第59回 | 2024年 | 89.3% |
国家試験の前には国家試験対策を行なっている学校が多く、朝から晩まで学校で勉強することになります。
学生が国家試験に落ちると学校がパンフレットにのせる毎年の合格率が下がってしまうため、学校も評判を上げるために必死で生徒を指導します笑
サボったりせずきちんと勉強すれば落ちる生徒は少ないです!
ただ国家試験前半年間くらいは学校に缶詰となりしっかりと勉強する必要があります!
結論:給料よりもプライベートを充実させたいのなら理学療法士に転職するのはおおすめ!

理学療法士になるには3年学校に行ったり、理学療法士になっても給料が上がりづらいというデメリットはある!
しかし!理学療法士は残業が少ないし、勉強したことを仕事にすぐ活かせるやりがいもある!

定時で帰れてやりがいがあるのいいな!
学校に行き直すにはお金と時間もかかるししっかり考えて検討してみるよ!ありがとう豚!!